そろそろ、夏も終わりを告げようとする今日この頃ですが。
夏が終わるのに合わせて去っていくのが、「冷やし中華」ですね。
夏の風物詩とも言える「冷やし中華始めました」の張り紙も店頭からはがされて、メニューから「冷やし中華」が消えるのももうじきと思うと寂しい気持ちになります。
私は特に、「らあめん花月嵐」で「冷やし中華」を食べるのが大好きでして。
まず最初の1口2口は普通に食べるんですが、すぐに「激辛壺ニラ」をタップリと入れてやるんです。
行ったことのある人はご存知でしょうが、「らあめん花月嵐」のテーブルやカウンタにはやや小ぶりの陶器製の壺が置いてありまして。
その中に「激辛壺ニラ」という、ニラを醤油や唐辛子で和えたような調味用の副菜が入ってるんですね。
これを通常はラーメンや炒飯に入れたりするんですが、「冷やし中華」に入れても最高に旨辛になって良いんですよ。
もぅたまらなく、美味いんです!
それはともかくとして、そんな「らあめん花月嵐」の「冷やし中華」も夏が終わると販売を終了してしまいます。
しかも、始まるときはWEBサイトで告知されたり店頭でも張り紙があったりして分かりやすいんですが、終わるときは告知も無くいつのまにか終わってるんですよね。
せめて始まるときに「○月○日まで販売」と表示するとか、あるいは終わるときに「○月○日にて終了」とでも知らせてくれるといいんですが。
もうすぐ終わりそうだから食べに行っとこうとか思って、いざ店に着いてみると既に終わってたってことがよくあるんです。
それはまるで、夏の恋がフェードアウトで終わってしまうように。
「さよなら」の言葉さえ無いままに、いつの間にか消えていってしまうんです。
実際、私のように駆け込み需要といいますか、もうじき終わるなら食べておこうと思う人って少なくないと思うんですがね。
ですから、そういう需要を取り込むことこそ、売り上げアップにつながるんじゃないの?などと思ったりします。
例えば、カウントダウンとかすると良いんじゃないでしょうか?
ポスターで「冷やし中華販売終了まであと○日!」とやることで、それなら今のうちに食べなきゃという気持ちにさせられるかと。
もしくは解散を発表したSMAPのファンが、「世界に一つだけの花」の購買運動をやったように。
「冷やし中華やめないで!」の気持ちで、冷やし中華ファンの人達が全力で冷やし中華を注文するかも知れませんよ。
そして販売終了の最後の日には冷やし中華ファン達が押しかけて、今年最後の冷やし中華を食べようと行列ができるかも知れません。
だって、想像してみてください。
あんなツルツルシコシコの麺の上に細切りにしたキュウリや叉焼が乗ってて、やや酸味があってサッパリした味わいのスープでズルズルッと食べる「冷やし中華」が、今年はもう食べられないなんて。
アナタも今すぐにでも、冷やし中華を食べたいって気持ちになってきたでしょ?
私も今、とりあえず今月中には「らあめん花月嵐」に行かなきゃという焦燥感にとらわれてるところなんです。
待ってろ「らあめん花月嵐」!
といったところで、今回はいじょ!