「ワーゲンバス」の愛称で知られる、フォルクスワーゲンの「T2」。
本国ドイツでの生産は1979年に終了しているのですが、ブラジルではその後も「Kombi(コンビ)」という名前で生産が続けられていました。
しかし、来年からブラジルの新車に対する規制が厳しくなることから、56年に及ぶ「ワーゲンバス」の生産が今年をもって終了することが決定。つまり、新車の「ワーゲンバス」を手に入れるには今年がラストチャンス!
現在、最終モデルを日本で入手するには、大阪にあるフォルクスワーゲン専門ショップ「GAKUYA」が最有力。ここでは最終モデルをベースに、英国でキャンピングカー仕様となった車両を輸入販売する予定なんだとか。
え、キャンピングカー仕様……?
めっさ、ええやん!
英国のDanbury社でキャンピングカー仕様となった「ワーゲンバス」は、なんとフォルクスワーゲンから公式に認定されたもの!
左側には、2バーナー+グリル付きコンロ、冷蔵庫、ステンレス製シンクが一体になったキッチンが装備され、後部座席のソファはフルフラットベッドになります。
車両オプションも多彩で、好きなボディカラーが選択できるだけでなく、車内インテリアも外観に合わせてレトロな色や柄に変更可能。ポップアップルーフ、クーラーオプションもあり、自分だけのキャンピングカーになること間違いなし。
Danbury社の公式動画は以下をどうぞ。
英国からの輸送費や通関費用、排気ガス検査費、予備検査費などを含み、日本での販売価格は650万円ほど。けっこういい値段です……。
輸入販売業者の「GAKUYA」の専用サイトでは、360度パノラマ画像で車内の様子を確認できます。
ちなみに、フォルクスワーゲンの公式サイトで紹介されていた、V6エンジン搭載のSUV「トゥアレグ」の販売価格は643万円から。
ほぼ同じ価格帯でありながら、見た目も機能もまったく異なる「トゥアレグ」と「T2のキャンピングカータイプ」。
あなたはどちらが好みですか?
GAKUYA x DANBURY Special T2 BUS [GAKUYA]