リオ五輪の興奮もさめやらぬ中、韓国競泳界でまさかの不祥事が発覚。しかも、コーチ陣が不祥事を事前に把握しながらもリオ五輪を理由に“見て見ぬふり”をしていた疑いまで浮上した。
ソウル・江東警察署は26日、女子代表選手の裸を2013年ごろから今年にかけて盗撮していた疑いで、ロンドン五輪に出場した男子元同国代表のA選手を事情聴取していることを明らかにした。同国主要メディアが一斉に報じた。A選手は14年仁川アジア大会、昨年の光州ユニバーシアード大会(ともに韓国)にも出場した選手という。
さらにショッキングなのは、リオ五輪にも出場した現役代表のB選手も共謀したとみられていることで、同署が近く事情聴取する。いずれも選手名は明らかにされていないが、競泳男子でリオ五輪に出場したのは3人しかおらず、憶測を呼びそうだ。