【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は26日夜(日本時間27日午前)、北朝鮮の弾道ミサイル発射を強く非難する報道声明を発表した。声明は24日の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射と、それに先立つ計3回のミサイル発射が、北朝鮮の核開発を禁じたこれまでの安保理決議に対する重大な違反行為だとした。
北朝鮮が8月3日に中距離弾道ミサイル「ノドン」を発射し、秋田県沖の日本海に落下した際は、常任理事国である中国の反対で非難声明発表を見送ったが、今回は中国も応じた。朝鮮半島の緊張緩和が重要だと指摘しており、中国の意向が反映されたとみられる。