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名古屋港 巨大地震想定の訓練

08月28日 19時07分

名古屋港 巨大地震想定の訓練

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南海トラフの巨大地震を想定した防災訓練が名古屋港で行われ、海上保安庁や消防など関係機関が、安全の確保や救助の手順などを確認しました。
訓練は、災害が起きた際に名古屋港で活動する機関の連携を深めるために行われ、海上保安庁や消防、それに名古屋港にある国土交通省の出先事務所など、19の機関から230人が参加し、11の訓練が用意されました。
訓練は南海トラフを震源とするマグニチュード9.0の地震が起きたという想定で、このうち、津波にさらわれた人の救助訓練では、海上保安庁の巡視艇と名古屋市消防局のヘリコプターが海と空から捜索を行い、人にみたてた人形を船に引き揚げたり、ロープでつり上げたりしました。
船が出入りする岸壁の被害の状況を確認する訓練では、港の事務所の職員らが、ひび割れがないか見て確認したり、岸壁に取り付けてある接岸用のクッション剤が剥がれていないか棒を使って確かめたりしていました。
名古屋港は災害時、県外から運ばれてきた緊急物資を受け入れる拠点で、訓練を企画した国土交通省中部地方整備局は、「災害時の訓練を今後も充実させたい」としています。

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