08月28日 19時07分
味付けや調理法が個性的だとして全国的に注目を集めている「なごやめし」をテーマにした講演会が愛知県日進市で開かれました。
講演会は、日進市の名古屋学芸大学で研究発表会を開いている日本調理科学会が、地元の料理を知ろうと開いたもので、「なごやめし」の代表的な調味料である「赤みそ」が取り上げられました。
岡崎市のみその醸造会社の担当者が講師として招かれ、愛知県のみそ造りは江戸時代初期から盛んで、岡崎城から西に「八丁」、約870メートル離れた村で造られたみそが、「八丁みそ」と呼ばれ親しまれていることや、さまざまな料理にみそが使われていることなどを披露しました。
名古屋の魅力を伝える活動をしている「名古屋観光コンベンションビューロー」の担当者は、法人がおととし行った調査で、観光客が愛知県に来る目的で最も多かったのが「なごやめし」だったと紹介しました。
「名古屋観光コンベンションビューロー」の石原治総務部長は、「学術的な現場で『なごやめし』に関心を持ってもらえたことを嬉しく感じています。さまざまな場所で発信していきたいです」と話していました。
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