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【大リーグ】

前田も青木も“特例”でマイナー降格 でもすぐ再昇格へ

2016年8月28日 紙面から

◆救援昇格の異例措置 3日後の先発を監督明言 

 えっ、マイナー降格!? ドジャースは26日、前田健太投手(28)を傘下ルーキー級のAZLドジャースに降格した。ただし、これはベンチ枠を空けて救援右腕スチュワートをメジャー昇格させるための異例の措置で、前田もこれを快諾したという。米ヤフースポーツによれば、ロバーツ監督は「ケンタには29日のロッキーズ戦に先発してもらう」と3日後のメジャー昇格を明言した。

 通常ならば、故障者との入れ替わりでない限りマイナー降格後の10日間は昇格できないが、「マイナーのシーズンが終了する場合は例外」との規定がある。ルーキー級は28日に今季が終了するため、これが適用される。

◆投手事情…9・1再昇格へ

 青木が今季2度目のマイナー降格となる。球団関係者が26日に明らかにした。正式発表は27日の見込み。

 6月下旬に打撃不振から自身初のマイナー降格を味わった青木は7月20日のメジャー昇格以降、出場31試合で98打数31安打(打率3割1分6厘)。シーズン序盤に苦しんだ左腕からも安打を重ね、「左投手のボールの見え方も良くなっている」と手応えを語ったが、無念の傘下3Aタコマ行きとなった。

 ただ、今回は中継ぎ投手の層を厚くするための一時的措置。メジャー出場枠が25人から40人へと拡大される9月1日には再昇格するとみられる。

 

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