民進党代表戦、蓮舫氏は「まだ青い」前原氏は「賞味期限切れ」…伊藤惇夫氏が分析

2016年8月28日6時0分  スポーツ報知

 蓮舫氏が23日の日本外国特派員協会で岡田克也民進党代表(63)について「本当につまらない男」と発言したことが、物議を醸している。政治アナリストの伊藤惇夫氏は「この発言が代表選に大きな影響を与えることはないと思いますが、かなりのイメージダウンになった。言い方、口調のトーンが分かっていない。いつも攻撃型の一本やり」と分析。「小池さんは都知事選で他陣営から中傷されても、ソフトな言い方でうまく皮肉や冗談を交え反論していた。蓮舫氏はまだ青い」と指摘した。

 党内では、蓮舫氏の衆院くら替えを期待する声もあるが、伊藤氏は「参院選を終えたばかりで10月の東京衆院10区補選に出ることはない。ただ党代表になり政権交代を目指すなら首班候補としていずれくら替えするでしょう」。

 対抗する前原誠司氏については「賞味期限切れ。かつてのマイナスの印象を払拭できていない」と厳しい見方。「代表選で個別の政策論争をしても国民は関心を示さない。自民党に肉薄するためにも、今後30年、50年の国家像をどれだけ語れるか」が重要との見方を示した。

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