24時間テレビのオープニングに訪れたリオ五輪銀メダリストの吉田沙保里選手(左)といとうあさこ【拡大】
ステージに立つはずだった裕太容疑者が逮捕されたのは23日午後。「24時間テレビ」が始まる、わずか4日前の出来事だった。
落語家、桂歌丸(80)が客席スタンドから開会宣言した後、メインパーソナリティーのNEWSらが笑顔で登場。リーダーの小山は「ここまでいろんなことがありましたけれども、一丸となってこの日を迎えることができました。僕らNEWSも一生懸命ゴールに向かって走っていくのでどうかよろしくお願い致します」とあいさつした。
裕太容疑者の名前こそ出なかったものの、スタッフ、出演者が一体となり、まさに短時間で“騒動”を乗り越えてきたことを示唆した。この言葉通り、番組側では、さまざまな対応に追われていた。
関係者によると、各パーソナリティーの顔写真が入ったポスターは、裕太容疑者の顔写真の部分を急きょ番組ロゴマークに差し替え、刷り直したものと、上からシールを貼ったものを合わせて、数千枚を作り直したという。
この日夜に放送されたNEWSの加藤シゲアキ(29)が主演したドラマ「盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~」では、裕太容疑者の代役を小山が務めた。