そんなこんなで、先日注文したChromebook flipが納品されましたので、ファーストインプレッション的にレビューしていきたいと思います。
外観
左サイド
電源コネクタ、充電及び通電中ランプ、音量ボタン、電源ボタン。
必要最低限のボタン、コネクタ類が無駄なく並んでいる印象です。
音量用のキーはキーボード部にも存在するのですが、タブレットモード(後述)時に操作しやすいように、ここにも音量ボタンが存在します。
細かい気遣いがうれしいところですね。
右サイド
ヘッドセット端子(4極)、マイクロSDカード、USB×2、ミニHDMIコネクタ。
頻繁に抜き差ししそうな端子類は右側に集中してます。
USB端子に関しては、現在USBマウス及びUSBメモリの動作は確認。
あとは意外なところでUSBオーディオデバイスにも対応しているようです(特殊なものは除く)
一般的なUSBスピーカーやオーディオインターフェースも動く可能性はありますので、お手持ちのデバイスをためしてみると良いかもしれませんね。
底部
4箇所に大きめのゴム足、左右に意外に大きめなスピーカー穴。
もちろんノートパソコンなりではありますが、ちょっとした動画視聴には十分な音質のスピーカーです。ほんの僅かな高さではありますが、ゴム足があるおかげで底部のスピーカーにありがちなスピーカが接地してしまって音が篭もることもないのが嬉しいところ。
天板
つや消しのアルミ筐体。値段の割に高級感&剛性感の高い仕上がりですねぇ。
ASUSロゴとChromeロゴが結構主張してるのでMacbookのふりをするのは、ちょっと難しいかもしれません(笑)
液晶部分
1280×800というお世辞にも高い解像度ではないのですが、IPS液晶のおかげで発色も視野角も良い感じなので、意外にも荒い感じはうけませんね。
同じくASUS製のEeebookやZenpad10も所有しているのですが、Eeebookは視野角が狭くてちょっと角度がずれただけで画面が見にくくなりますし、zenpad10は同じ画面サイズ&解像度にもかかわらずドット感がわかってしまう感じの液晶。
しかしこのChromebook flipはそんな先発機たちの欠点を克服して、非常に見やすい液晶に仕上げてきてます。
小さめだけどちょっと高めな価格設定はこういう細かなこだわりに現れて来ているようです。
キーボード部
小さめのノートにありがちな変態配列でもなく、ある程度のキーピッチ&キーストロークもありますので意外に打ちやすいです。
筐体がアルミでキーボードの土台部分のたわみがないおかげで、極めてタイトな打ち心地
個人的には浅目のストロークでサクサク打てるキーボードは好きなので、Flipのキーボードは結構好みです。
ただ、力いっぱいタイピングしちゃう系の人は、もろに指先に衝撃が伝わるので負担は大きいかもしれませんね。
ソフトにタイピングする人にとってはかなりツボなんじゃないかなぁ?
我が家の先輩ノートPCであるEeebookに比べてもキーボード部のおもちゃっぽさが低くてかなり打ちやすいです。
今まで緊急時以外はノートパソコンでブログを書くってのは、あまりやらなかったんですよね。
Eeebookのキーボードだとそういう本気のテンションになりにくかったので(笑)
Flipのキーボードは本気で文字を打つ事に関しては結構こちらのテンションを受け止めてくれるキーボードに仕上がっています。
小さい割に以外に侮れませんよ♪
あとこれはFlipだけではありませんが、chromebookのファンクションキーはかゆいところに手が届く配列でかなり使いやすい印象。
10.6インチというコンパクトさと相まって、ホームポジションから指が届く範囲ですべての事ができる位置に収まっています。
3種類のスタイル
ノートパソコンスタイル
いわゆる普通のノートパソコン的な使い方ですね。
視野角が広いおかげで膝の上で使ってよし、寝転がって枕元で使ってよし。
たぶん一番使用頻度高いモードだと思います。
タブレットスタイル
キーボード部を180度以上反対側に折りたたむと、キーボードがOFFになってタブレットモードに変化します。
本格的に文字を打つ作業とかタッチパッドやマウスなどで精細な作業をするのでなければ、このモードでほとんどの事ができちゃいますね。
ただ890gという重さはノートPCとしては軽量でも、タブレットとして考えるとかなり重い部類(ipad Proにブックカバーつけたくらい)になってしまうので、電車内で気軽に読書みたいな用途に使うにはかなりの筋力が必要です(笑)
あくまでも家庭用据え置きタブレットという位置づけで考えていたほうが良いと思います。
あとは・・・タッチキーボード時も変換方法がPCのGoogle日本語入力と同じ(スペースキーで次候補など)なので、最初は戸惑うかもしれません。
個人的にはタップだけで次々と動画を見ていく的な用途時くらいかな〜?
スタンドスタイル
逆向きに適度に折り曲げれば動画視聴に最適なスタンドスタイル。
キーボード部を下にして設置することに抵抗があったのですが、そこはさすがのASUSさん。
キーボードの高さ分、オフセットして凹んでいるので、キーボードが接地面に触れない構造になっています。
(最初はこうなってるって知らなくて「キーボード面で支えるとか何考えとんねん?」って思ってました(笑))
用途的には映画とか見る時に、長時間操作しないで置きっ放しとかでしょうね。
立てた状態で垂直に立った画面でソフトウェアキーボードで文字入力ってのはちょっと現実的ではありませんし。
個人的にはキーボードが邪魔で動画に集中できないって事もないのでノートパソコンスタイルで特に不便を感じる事もありませんし、このスタイルの出番はほとんどないかと?
テントスタイル
テントのごとく△状態での設置。
これもスタンドスタイルと同じくらい出番ないだろ?って思ってたんですが、意外や意外、出番がありました。
設置できる面積が狭い場所。たとえば調理中のキッチンのカウンター上とかそういう場面で、レシピをみながらとか、youtubeで音楽きくながらとか。
そういう場面でも、ほんの僅かな隙間があれば立てられるモードなのでかなり便利に使えます。
知り合いでも動画見ながら皿洗いするなんて人がいますんで、そういう方にはうってつけのモードですね。
スタイル総評
仕様頻度的には
ノートパソコンスタイル>タブレットスタイル>>>>テントスタイル>>>>>>>>>>>スタンドスタイル
こんな頻度になりそうです。
まぁ、ここまで書いといてなんですけど、ほとんどノートパソコンスタイルでの使用じゃないかなぁ?
キーボードもタッチパッドも非常に使いやすいので、あまりタッチスクリーンで使わなければいけない場面もなさそうですし(笑)
まとめ
まずは使用2日目でのファーストインプレッションでした。
ソフト面や使い心地、そして目玉のandroidアプリの互換性などはもう少し使い込んでからレビューしたいと思いますのでお楽しみに。
ちなみにこの記事も画像の処理以外はChromebook Flipで書いています。
なかなか頼りになる相棒になりそうな予感♪