19世紀以降の音楽
19世紀後半になると、印象派などの芸術の活動が盛んになっていき音楽にも影響を与えました。
ここから20世紀に入るにつれ今までの西洋音楽の様式を脱却する、新しい試みがされるようになります。
だんだん前衛的な方向に行くわけですね。常に美術と連動しています。
サティ
フランスの作曲家。既存の西洋音楽のルールをあえて破った革新的な曲を次々と発表し、ドビュッシーやラヴェルに大きな影響を与えました。
調性をなくしたり教会旋法を取り込んだり。まあ難しい話はいいです。
ジムノペディ
グノシエンヌ
ドビュッシー
フランスの作曲家で、自由なスタイルを求めていった人物。
学校で先生の言うことを全然聞かなかった問題児だったそうな。
彼の曲は非常に幻想的で独創的。
月の光
アラベスク
夢想
オーケストラ曲では「海」が有名
牧神の午後への前奏曲はフルートソロが有名
ラヴェル
ラヴェルはフランスの作曲家で、一言でいうなら「色彩感」
2つしかないメロディーを15分以上続けるという異色な作品
「ボレロ」
ピアノ協奏曲も有名。トランペットにとっても大事。
ちなみに3楽章のこの部分はゴジラそのものです。笑
伊福部先生が模倣したんですね~
道化師の朝。のだめがパリに引っ越した時に弾いてました。
亡き王女のためのパヴァーヌ
ラフマニノフ
スタイルは基本的にロマン派な感じで、とにかくロマンチック。ますみちゃん的に言うと千秋さまが弾いたら鼻血ブーな感じです。
手がとんでもなく大きくて、ドからラまで届いたといわれています。
そのため和音に無理のあるものが多いw
ピアノ協奏曲第2番
辻井伸行さんの演奏
交響曲第2番
ヴォカリーズ(無言歌)
これは中学2年の頃に発表会で吹いた懐かしの曲。
シェーンベルク
この人の曲はかなり前衛的なので聴かなくてもいいですが笑
月に憑かれたピエロ
バルトーク
ハンガリーの作曲家。
この頃、自国の民族のもつ固有の”節”やリズムの良さを見直そうという動きがあり、バルトークは東欧の民族音楽の研究に没頭していました。
管弦楽のための協奏曲
それからヴィオラの協奏曲という珍しいものも書いています。大事なレパートリー
プロコフィエフ
ソ連時代を生きた作曲家。
CMで有名なロミオとジュリエット
ピアノ協奏曲はとにかくすごい
ショスタコービチ
同じくソ連の作曲家。
交響曲第5番が有名
ヒンデミット
ドイツの作曲家で、ほぼすべての楽器のソナタを書いたことでも有名。
「画家マチス」
トランペットソナタ
ガーシュウィン
アメリカの作曲家で、ジャズとクラシックの融合という音楽を作っていきました。
のだめで有名なラプソディーインブルー
3つの前奏曲
I got a rhythm
これは結構ジャズ
プーランク
フランスの作曲家で、室内楽曲などで大事なレパートリーが多いです。
オケ曲では「雌鹿」がおすすめ
色彩感!
六重奏曲
金管三重奏曲はメルヘンな感じ
ストラヴィンスキー
かなり前衛的な音楽を発展させていったロシアの作曲家で
迫力とエネルギーがすごい。
洗練された色彩感
なんかどことなく香川照之に似てますよね
春の祭典
ちなみにこのバレエの初演時は全く聴衆に受け入れられず、ものすごいブーイングで缶まで飛んできたとか。
火の鳥
ペトリューシカ
トランペットの大事なドソロがあります。
たくさん紹介してみて
サクッといこうかと思って書き始めたのに気が付くと3つ合わせて1万字くらいになっていました笑
これもこれも~って思って結構あげてしまいましたが全部聴いてみてくださった方とかいらっしゃいましたらとてもうれしいです。笑
敷居が高い・長い・退屈・眠い・意味不明
と思われているクラシック音楽ですがこれを読んでほんの少しでも興味を持ってくれたり
ちょっと聴いてみようかなーと思ったり
演奏会に行ってみよう!なんて思ってくれたら本当に本当にうれしいです。
生演奏とCDは全然違うのでぜひ一度でも聴いてみてください。
極端に言うと、ユースオーケストラの演奏でもベルリンフィルのCDをスピーカーで聴くよりいいってくらいです。