聖霊とは形になって具現化しています。あなたの肉体もそうですし、心臓が鼓動しているのも聖霊の力のおかげです。あなたが思考する時、心情が動く時、聖霊はあなたの心情力の根源として働いているのです。
悪人でも空気を呼吸でき、太陽の光を浴び、等しく生きる力を与えられているのも、聖霊が許しの愛の存在だからです。ですから、あなたが堕落性を帯びた思考や感情を抱くときも、等しく聖霊は愛の力であなたの思考や感情を成り立たせていますが、聖霊の源である夜の神様には痛みとなって伝わって行くのです。
聖霊を感じ取る人は、この神様の痛みが分かります。
お父様が聖和されて以降の昼の神様として公認された聖霊は、お父様の心情に取り込まれ真のお父様でありながら、真の父母という立場を確立させています。それがお父様の生涯最大の勝利権なのです。夜の神様と昼の神様は真のお父様において一体となり、私たち人類を愛してくださっています。
心を澄まして、神様の痛みを分かろうとする人には、真のお父様の真の父母の愛と心情が伝わってきます。
「すべて成した」というお父様の祈祷は、夜の神様と昼の神様の闘いの集結を意味しています。お父様の愛と心情において一体となられました。お父様と亨進様と国進様の家庭において、四大心情圏三大王権が確立したからです。お父様の願いは、その中心に顕進様がいてくれることでした。
神様とお父様とサタンとの誰も知りえぬ激しい闘いの渦中で、お父様にとって最も尊いものが失われたのです。
現在、神様と真のお父様の最大の悲しみであり痛みです。それを取り除いて差し上げることこそ、私たちに託された願いだと信じています。