日本酒ヒストリア 近現代史を探る①「吟醸酒質の確立~9号酵母と熊本の酒

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長い歴史を誇り、日進月歩で進化を遂げていく日本酒。

今日の洗練された酒質の基礎を築き、また密度の高い技術革新が続いたのは、近代以降の酒造史にあると思います。そこで高度に発展していく現在の日本酒を、歴史的な視点から紐解くセミナー、ワークショップをシリーズで展開いたします。

 第1回は9月開催に引っ掛けて“9号酵母”と、そのもとにあたる“熊本酵母”にスポットを当てます。華やかな香りとふくよかな味わいの酒質を生み、吟醸酒造りには欠かせない9号酵母、今では吟醸酒に限らず様々な酒質にも利用されています。そしてそのもとになったのは、戦後まもなく清酒造り最南端の地・熊本から誕生した熊本酵母です。清酒造りでは後発の地であった熊本が、吟醸造りのメッカになるに至った経緯やこの酵母を用いた酒の特徴など、吟醸酒質の確立に大きな役割を果たした熊本酵母の功績を探っていきます。

 このたびの会は、被災地・熊本を“熊本酵母の酒を飲んで応援する”意味も含めて開催する運びとなりました。皆様のご参加をお待ちしております。

◆ 開催日:910日(土)

 スケジュール

   16:00 開場

   16:30 セミナー・ワークショップ

        基調講演「熊本酵母と9号酵母」 松崎晴雄(SAKE2020プロジェクト代表)

        報告「被災直後の熊本県酒造研究所を訪ねて」

                           神吉佳奈子(dancyu編集部)

        きき酒

   18:00 懇親会

   20:00頃 終了

 

◆ 会場:「水仙」不動前本店ホール

   東京都品川区西五反田5-12-6(東急目黒線・不動前駅前)
   TEL03-3492-5723

◆ 会費: 6,999円(一部を義援金として、熊本に寄付いたします

◆ 定員: 40

イベント タイムライン
2016/09/10 (土)
16:30 - 19:30 JST
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会場
「水仙」 不動前本店ホール
チケット
セミナー+懇親会 ¥6,999

※コンビニ / ATM でのお支払いは、2016/09/09 で締め切られます。

会場住所
東京都品川区西五反田5-12-6 日本
主催者
SAKE2020
フォロワー数: 216