民進党の岡田克也代表は25日の定例会見で、蓮舫代表代行が23日に、自身のことを「大好きだが、つまらない男」と評したことについて、「妻に言われたらショックだろうが、(蓮舫氏)本人の性格を分かっている。私がショックを受けたということはない」と、話した。

 蓮舫氏からは発言があった23日の夜、真意を説明する電話があったという。

 蓮舫氏は、党代表選(9月2日告示、15日投開票)に出馬を表明しており、代表の座への意欲を示す中で、23日に日本外国特派員協会の会見で「つまらない男」発言が飛び出した。代表選に関しては、この日、前原誠司元外相が出馬を表明し、蓮舫氏との事実上の一騎打ちとなる見通しだ。

 岡田氏は「(正式な構図は告示の)当日にならないと分からない」とした上で、「前原さんに手を上げていただいたことで、代表選は確実に行われる。歓迎すべきことだ。ぜひ中身のある代表選を行ってほしい」と、議論が深まることを期待した。