北朝鮮、2020年までに日本も射程に 米研究グループ(2016/08/25 14:55)
北朝鮮が24日に潜水艦から発射した弾道ミサイルについて、アメリカの北朝鮮研究グループは、2020年までに日本を射程に入れた実戦配備を整えるとの分析を発表しました。
アメリカの北朝鮮研究グループは、発射2日前の北朝鮮東部の新浦(シンポ)付近の港の衛星画像を公開しました。ミサイルを運搬する大型クレーンが設置されていて、ミサイルはすでに潜水艦に運び込まれていたとみられるとしています。ミサイルが約500キロ飛んだことで韓国のほぼ全域が射程に入ると分析し、北朝鮮は2020年までに日本を射程に入れた潜水艦発射弾道ミサイルの実戦配備を整えると指摘しました。機動性のある潜水艦発射弾道ミサイルが配備されれば、アメリカ軍などによるミサイル防衛システムに大きな課題になるとしました。