【ニューデリー時事】バングラデシュの首都ダッカの飲食店が襲撃され、日本人を含む人質20人が殺害された事件で、警察当局は27日、ダッカ近郊にある武装勢力の拠点を急襲し、首謀者のタミム・チョードリー容疑者(30)を殺害したと明らかにした。
カナダ国籍を持つ同容疑者は過激派組織「イスラム国」(IS)のバングラデシュ支部代表者を名乗っていた。
首都警察のテロ対策責任者によると、同日午前9時半(日本時間同午後0時半)ごろ、警察の対テロ部隊や特殊部隊などの混成チームが、首都近郊ナラヤンガンジにある3階建ての建物を包囲。突入しようとしたところ、屋内から発砲があり、銃撃戦となった。
約1時間にわたる銃撃戦の末、屋内にいたチョードリー容疑者を含む3人を射殺した。カーン内相は地元紙に「チョードリー容疑者の章はこれで終わりだ。他の武装勢力メンバーも近いうちに逮捕できるだろう」と述べた。警察は懸賞金200万タカ(約260万円)を懸けて同容疑者の行方を追っていた。
リオ五輪 3人の日本人メダリスト
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