SMAP、解散発表後初の「スマスマ」は参加者全員かん口令の厳戒収録

2016年8月25日6時0分  スポーツ報知

 12月31日で解散するSMAPが24日、都内でフジテレビ系「SMAP×SMAP」(月曜・後10時)の収録を行い、13日深夜に解散発表してから初めて5人が顔をそろえた。「今後も通常通りに収録していく予定」と関係者。メンバーそれぞれ確執を抱える中で“大人の対応”で収録を終えた。

 スタジオには草ナギ剛(42)が午前9時44分に一番乗りし、最後は中居正広(44)が同11時13分に到着。午後5時頃に収録を終えると、約1分おきに木村拓哉(43)、中居、稲垣吾郎(42)と立て続けにスタジオを後にした。香取慎吾(39)は、その1時間後。最後に草ナギが出てきたのは、さらに1時間後の午後7時30分だった。木村はいつものように助手席に座ったが、サングラスで表情はうかがえなかった。ほかのメンバーも無言のままだった。

 この日はゲストを料理でもてなす「ビストロSMAP」を収録した。5人は解散発表前から収録以外は別行動で会話を交わすこともない状態に陥っているが、ゲストに招いたリオ五輪柔道男子90キロ級の金メダリスト・ベイカー茉秋(21)と明るく接し、笑顔も浮かべていたようだ。

 一方でスタジオは、収録の参加者全員にかん口令が敷かれる異例の厳戒態勢。普段はロビーに出演者の案内用の用紙が貼り出されるが、この日はなかった。ジャニーズ事務所幹部も限られた人数が立ち会った。1月の解散・分裂騒動直後の収録では、番組側から5人が歌唱する写真が提供されていたが、この日はなかった。ベイカーも、収録後に都内で行われた帰国会見で「初めて買ったCDが『世界に一つだけの花』。小さいころから憧れの方々と共演できて、金メダルを取ってよかった、と思った」と喜んだが、収録の様子は語らなかった。

 収録は2日間にわたって行うときもあるが、今回は1日で全て撮り終え、25日は撮影を行わない。今後もそれぞれが感情を押し隠し、年末の放送終了まで「仕事」を全うしていく。

ジャニーズ
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