国交相 北海道の大雨被害を視察 対応急ぐ考え

国交相 北海道の大雨被害を視察 対応急ぐ考え
k10010656481_201608272101_201608272101.mp4
石井国土交通大臣は、先週からの大雨で河川の氾濫などの被害が出た北海道北見市を視察し、被害状況の調査を支援するなど早期の復旧に向け対応を急ぐ考えを示しました。
石井国土交通大臣は27日、大雨の影響で今月21日に氾濫した北見市の常呂川を訪れ、堤防が崩れた現場や水につかって被害が出た周辺の農地などを視察しました。

このあと石井大臣は、北海道の荒川副知事と会談し、荒川副知事が「迅速な復旧に向けた予算の確保や防災対策への支援をお願いしたい」と訴えたのに対し、石井大臣は「再び同じような被害が起きないよう対策に万全を尽くしたい」とこたえ、国土交通省として早期の復旧に向け対応を急ぐ考えを示しました。

北海道側は被害の取りまとめを進めて一連の被害について「激甚災害」に指定するよう国に働きかける考えですが、視察のあと石井大臣は記者団に対し、「一連の被害が激甚災害に指定されるかどうかは復旧にかかる費用がいくらになるかを踏まえて判断されるが、まずは被害状況の調査が早く進むよう支援していきたい」と述べました。

この記事の関連ワード