トウキョウヒメハンミョウ
しばし前まで元気よく鳴いていたコオロギの声も寂しげになり、昼間に飛ぶ虫の姿も減り、秋もだいぶ深まってきました。
…が、夏の虫のネタです(笑)

葉の上に鎮座したこの小さな虫は、トウキョウヒメハンミョウ という。
いわゆるハンミョウ(→記事)と呼ばれる虫の仲間だが、有名なソレと比べて大きさは遥かに小さく、1cmほどしかない。
初夏から秋口頃まで見られ、小さく地味なため見落とされがちだが実は市街地の小さな公園の隅でも発生していたりする。
あまり直射日光が当たる場所よりも、木漏れ日が落ちるぐらいの場所の方が好きらしく、木陰で湿り気があるような地面をよく見ていると、チョロチョロと走り回ったり飛んだりしている姿を見つけたりする。
ナミハンミョウが乾いた地面によくいるのに対し、このトウキョウヒメハンミョウはどちらかというと湿った地面を好むようで、カンカン照りの乾いた地面ではあまり見かけない。
しかし、小さいといってもハンミョウはハンミョウ、正面から見た顔は獰猛そのもの。

アリなどの獲物を、この交差させた大アゴを開いて捕らえてしまう。
ちなみにトウキョウと名が付くが東京原産というワケではなく、おそらく外来種であろうと思われる。
いつ頃入ってきた虫なのかはよく分からないが、見掛けるのが人工的な場所ばかりで自然林の中ではまず姿を見ないことからも、日本古来の土着種ではないように思う。
小学生の頃、近所の団地の脇にある小さな公園でもこの虫を見つけたことがあるので、「ウチの近所にはいない」と思わずに、夏になったらちょっと探してみてはいかがだろうか。

…尤も、小さい上に地味なので、見つけても 採集する気になれないかもしれないが…(^^;
…が、夏の虫のネタです(笑)
葉の上に鎮座したこの小さな虫は、トウキョウヒメハンミョウ という。
いわゆるハンミョウ(→記事)と呼ばれる虫の仲間だが、有名なソレと比べて大きさは遥かに小さく、1cmほどしかない。
初夏から秋口頃まで見られ、小さく地味なため見落とされがちだが実は市街地の小さな公園の隅でも発生していたりする。
あまり直射日光が当たる場所よりも、木漏れ日が落ちるぐらいの場所の方が好きらしく、木陰で湿り気があるような地面をよく見ていると、チョロチョロと走り回ったり飛んだりしている姿を見つけたりする。
ナミハンミョウが乾いた地面によくいるのに対し、このトウキョウヒメハンミョウはどちらかというと湿った地面を好むようで、カンカン照りの乾いた地面ではあまり見かけない。
しかし、小さいといってもハンミョウはハンミョウ、正面から見た顔は獰猛そのもの。
アリなどの獲物を、この交差させた大アゴを開いて捕らえてしまう。
ちなみにトウキョウと名が付くが東京原産というワケではなく、おそらく外来種であろうと思われる。
いつ頃入ってきた虫なのかはよく分からないが、見掛けるのが人工的な場所ばかりで自然林の中ではまず姿を見ないことからも、日本古来の土着種ではないように思う。
小学生の頃、近所の団地の脇にある小さな公園でもこの虫を見つけたことがあるので、「ウチの近所にはいない」と思わずに、夏になったらちょっと探してみてはいかがだろうか。
…尤も、小さい上に地味なので、見つけても 採集する気になれないかもしれないが…(^^;
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