めちゃくちゃご当地ネタですが個人的に衝撃だったので記事にします。
ダイヤモンドダイニングが起こした革新
高知出身の僕にとっては馴染みの深いよさこい祭り。
毎年常連のチームが賞を占める中、2015年のよさこいはいつもと一味違いました。
大賞に次ぐ2位の賞である金賞を創立2年目のチーム・ダイヤモンドダイニングよさこいチームが獲得したんです!
県外チームが金賞を獲得するのはよさこい祭り始まって以来の快挙!
ちなみにこのダイヤモンドダイニンググループの代表はうちの叔父です
→叔父のダイヤモンドダイニング社長・松村厚久の生き方がかっこよすぎる
このダイヤモンドダイニング(以下DD)が受賞できた理由はざっくり言うと観客に絶大なインパクトを残したからだと思います。
派手だけど可愛い衣装、最新の音楽を採用した耳に残る音楽、きらびやかな地方車、全てが革新的でした。
3年目のプレッシャー
2年目にして金賞というとても大きな賞を得たDD。
しかし言い方は悪いかもしれないけどポッと出のチームが一回賞を得ただけ。
この2016年がDDにとって勝負の年になったわけです。
大賞は厳しいだろう
叔父は取材に対し「大賞しか眼中にない」と言っていました。
別に僕はよさこいの専門家でもなんでもないですが長年よさこいを見てきています。
その勘から
「大賞は厳しいだろう」
と感じていました。
去年はとても大きなインパクトを残して金賞をとったけど、今年はさらに去年を上回るインパクトを残さなければ大賞に手は届かない。
それほどのインパクトを残すには全く別の路線で攻めるなどしなきゃ無理だろうと。
でも僕の予想は裏切られた
今年のDDの踊りです。
すごいの一言。
可愛い衣装や派手な地方車など主な路線は変わっていないものの、「GALAXSY PARADE」や「よさこいインベーダー」というテーマに沿った新たな音楽や衣賞でさらにパワーアップしたDDの姿を目の当たりにしました。
正直他の優勝候補チームに目新しさを感じなかったので「ひょっとすると大賞もあるんじゃ?」と感じるほどの完成度。
しかし銀賞すら届かない
ですが結果、DDは大賞、去年獲得した金賞はおろかその下の銀賞にも届かきませんでした。
賞はもらったものの地区競演場連合会奨励賞という残念な結果に。
大賞もあり得ると考えていた僕にとっては衝撃でした。
なぜ銀賞すら取れなかったのか
僕は大賞でもいいと思ったのですがなぜそんなに低い評価だったのか考えてみたところいくつか浮かびました。
露出過多
よさこいの数日前からDDのCMがテレビで地方放送で流れていました。
また高知新聞にも大きな広告が掲載。
そこまでの宣伝がメディアへの露出が可能なチームは今までにありませんでした。
それが目に余った可能性があるかなと思います。
そもそもよさこいの賞の採点基準などは全くの不明瞭。
権力を持った採点官が「金にモノを言わせている」と受け取った可能性も否めません。
よさこいらしさがない
僕も今年はよさこいを踊っていました。
ある演舞場で踊り待ちをしている時、同じく踊り待ちをしていた女の子がお父さんにこんなことを言っていました。
「ダイヤモンドダイニングって可愛いけど、ダンスって感じでよさこいではないよね!」
僕がDDを好きなのは良い意味でよさこいっぽくないから。
でも「これがよさこいだ!」と決めつけている人からすればDDはよさこいではないのかもしれません。
外国人力士の扱い
そもそも去年の第62回のよさこい祭りまで県外チームが金賞に輝いていないことがおかしいと思いませんか?
やっぱり県内のチームの方が優遇されている風潮がよさこい祭りにはあると思います。
「よさこいは高知のもの」という運営側の思いでもあるんでしょうか。
もしそうならそういう思いのせいで「よさこい」の知名度は北海道のソーラン祭に抜かされてしまっているんでしょう。
あくまで県外チームは相撲でいう外国人力士。
まとめ
資金の事情などあるかもしれませんが来年もDDにはよさこいには出て欲しい!
もっともっとよさこいに革新を起こして欲しい!
僕はそう思います。
それじゃおつかレンタ!