まず、もっとも多い帰化選手を抱える種目は、アイスホッケーだ。男子6人、女子1人が特別帰化を通じて韓国代表になっている。
カナダ出身のマット・ダルトン(30)やエリック・リーガン(32)、アメリカ出身のマイク・テストウィード(29)と元の国籍もさまざまで、いずれもこれまでは韓国との特別な縁もなく選手生活を送ってきた。しかし、彼らが韓国籍を取得し、韓国のアイスホッケークラブ「アニャンハルラ」に加わってから、同クラブはアイスホッケーアジアリーグで2連覇達成という快挙を成し遂げている。
韓国系と言えるのは、カナダ出身のキャロライン・パク(26)が唯一だ。また、韓国人の母を持つアメリカ出身ランディー・グリフィン(29)が現在特別帰化を申請しているらしい。
バイアスロンでは男女一人ずつの帰化選手を迎え入れている。2009年平昌世界選手権の金メダリストであるロシア出身のアンナ・プロリーナ(32)と、ロシアのユース代表で活躍していたアレクサンドロ・スタロデュベチ(23)だ。
このように、特別帰化選手が増える理由は何か。韓国アイスホッケー協会の関係者は言う。