韓国では最近、外国人帰化選手が増えている。
2018年に平昌オリンピック開催を控えているものの、韓国はいわばウィンタースポーツの不毛地帯だ。昔からショートトラックやスピードスケードでは一定の成果を残しているが、それ以外の種目ではフィギュアスケートのキム・ヨナのような一人の突出した選手に依存したり、戦わずしてメダルを諦めてきた。
ただ、そんな状況のまま平昌オリンピックを迎えれば、開催国の威厳に傷がつく。そこで韓国が考えたのが、2011年から実施している「特別帰化」だ。
現在、特別帰化制度によって韓国籍を取得した選手は13人。冬季スポーツ選手は10人で、そのうち9人の平昌オリンピック出場が確実視されている。言わば平昌五輪のための帰化政策だ。
詳細を見てみよう。