喜田尚=ローマ、杉原里美
2016年8月27日11時45分
イタリア中部で起きた大地震からの復興に向けて、「スパゲティ・アマトリチャーナを食べて被災地を支援しよう」という運動がイタリア内外で広がっている。被災した町の一つ、アマトリーチェが名前の由来とされているからだ。支援の輪は日本にも広がる。
アマトリチャーナはトマト味のソースで、正式にはグアンチャーレ(豚ほお肉の塩漬け)とペコリーノ・ロマーノ(羊のチーズ)を使う。牧畜が盛んなアマトリーチェが発祥とされる。今では約100キロ離れた首都ローマでも名物料理だ。
今回の支援は、ローマ在住のグラフィックデザイナーがフェイスブックで呼びかけたことから始まった。一皿注文があるごとに、店と客が1ユーロ(約113円)ずつを赤十字などの被災地支援に寄付するというものだ。共鳴したイタリアの「スローフード」運動の創始者カルロ・ペトリーニ氏(67)が、世界中のレストランに賛同を求めた。
ペトリーニ氏は「アマトリーチェの食の歴史を象徴する一皿によって、連帯を広げ、農業文化の価値を共有したい」と訴えた。各レストランに少なくとも1年は「スパゲティ・アマトリチャーナ」を提供し続けるよう求めている。
スローフード協会には、イタリ…
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朝日新聞国際報道部
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