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【ゴルフ】

比嘉 2位浮上 2年9カ月ぶりに最終組

2016年8月27日 紙面から

第2日、キャディーを務める姉の久美子さん(奥右)とラウンドする比嘉真美子=小樽CCで(神代雅夫撮影)

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◇ニトリ・レディス<第2日>

▽26日、北海道小樽市・小樽CC(6494ヤード、パー72)▽雨のち曇り、18・9度、南西4・2メートル▽賞金総額1億円、優勝1800万円▽120選手(うちアマ4人)▽観衆2085人

 大スランプにあえいでいる比嘉真美子(22)=ジブラルタ生命保険=が悪天候の午前スタート組ながら5バーディー、3ボギーの70で回り、通算3アンダーで4打差の2位に浮上した。第3ラウンドは約3年ぶりの最終組を回る。7アンダーまで伸ばした鈴木愛(22)=セールスフォース=が首位。比嘉と並びイ・ボミ(韓国)と青木瀬令奈(23)=三和シヤッター工業=が2位につけている。

 比嘉が2013年11月のミズノクラシック最終日以来、2年9カ月ぶりの最終組をもぎ取った。風雨が激しかった午前スタートの中でベストスコアの70をマークした。

 ツアー本格デビューの13年に2勝、全英リコー女子オープンでも7位に入るなど次代のホープと期待された。ところが昨年は深刻なショットの不調で出場17試合連続予選落ちを喫するなど散々。シード権も失った。

 この日は悪コンディションの中で好スコアを出し、「風の読みがよく計算できた。ショットは50%ぐらいは回復してる」と手応えを口にした比嘉。「ものすごく悪い日々を経験して、どんなに悪くてもこれが今の自分と受け入れられるようになった。明日の自分が期待できるようにもなった」とも。姉・久美子さん(28)を口説いてキャディーバッグを任せ、姉妹でツアー3勝目を目指す。 (月橋文美)

 

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