MRJ 飛行試験に向け米国へ飛び立つも直後に引き返す
三菱航空機が半世紀ぶりの国産旅客機として開発を進めているMRJは、27日、実用化に向けた本格的な飛行試験にのぞむため、愛知県の空港からアメリカに向けて飛び立ったものの、空調機器を再点検する必要が生じたとして急きょ、引き返す事態となりました。
去年11月に初飛行したMRJは、27日昼前に実用化に向けた本格的な飛行試験にのぞむため、アメリカの西部・ワシントン州の空港に向けて、開発拠点となっている愛知県の県営名古屋空港を飛び立ちました。
MRJはその後、1時間余り飛行しましたが、空調機器を再点検する必要が生じたとして急きょ、県営名古屋空港に引き返しました。
MRJは日本を飛び立った後、飛行試験を行うアメリカ・ワシントン州までのルートとして、北海道やロシアのカムチャツカ半島、それにアメリカのアラスカ州などを経由する予定でした。
今回の事態について、三菱航空機の広報部は、「再点検は時間がかかるため、きょう、再び離陸するのは難しい状況だ。飛行はあす以降になる可能性がある」と話しています。
MRJはその後、1時間余り飛行しましたが、空調機器を再点検する必要が生じたとして急きょ、県営名古屋空港に引き返しました。
MRJは日本を飛び立った後、飛行試験を行うアメリカ・ワシントン州までのルートとして、北海道やロシアのカムチャツカ半島、それにアメリカのアラスカ州などを経由する予定でした。
今回の事態について、三菱航空機の広報部は、「再点検は時間がかかるため、きょう、再び離陸するのは難しい状況だ。飛行はあす以降になる可能性がある」と話しています。