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【プロ野球】

内海、あぁ6失点 プロ最短1イニングKO

2016年8月27日 紙面から

◇DeNA11−5巨人

 DeNAが16安打11得点で連敗を4で止めた。1回2死一、二塁から宮崎の先制打を口火に6連続適時打で6点を先制。その後も着実に加点した。6イニング3失点の石田が約1カ月ぶりの8勝目。巨人は内海が1回に8安打6点を許した。

 傷心の左腕は目に涙を浮かべた。勝つしか奇跡の道はない巨人は、先発の内海が1イニング6失点でKO。プロ入り最短でマウンドを降り、広島とは10差に開いた。「もう…、次、頑張ります…」。ベテランの痛々しい姿が厳しい現状を物語った。

 何を投げても快音で返された。6連続適時打を含む8安打の集中砲火を浴び、50球でのタオル投入。村田ヘッドコーチは「見たままや。ウチのリーダーちゃうん? 中8日やろ。あれじゃ野球にならん」と憤怒した。

 救援陣も崩れ、7月12日の広島戦以来となる2桁失点。高橋監督も「ちょっと打たれすぎ、点の取られすぎ」と嘆くしかない。コイの姿は遠くに消え、後方からの足音も聞こえない。孤独なペナントレース。心の強さが必要になってきた。(井上学)

 

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