ニュース詳細
“賞味期限切れ陳列”女認める
08月26日 19時00分
ことし5月、愛知県清須市のスーパーに賞味期限が切れたマーガリンを置いたとして、偽計業務妨害の罪に問われている69歳の女の初公判が開かれ、女は起訴された内容を認めました。
愛知県清須市の無職、岸津弥子被告(69)は、ことし5月、清須市のスーパーの陳列棚に、3年前に賞味期限が切れたマーガリン4個を置き、店の業務を妨害したとして偽計業務妨害の罪に問われています。
26日、名古屋地方裁判所で開かれた初公判で、岸被告は起訴された内容を認めました。
検察は事件のいきさつについて、「被告は老後の不安から大量の食料品を自宅の冷蔵庫に保管していたが、賞味期限が過ぎたものをスーパーに陳列された新しい商品と交換していた」と指摘しました。
また、検察は岸被告が「捨てられないのでやった。1つの店だけに迷惑をかけないよう、ほかのスーパーにも期限が切れた食品を置いた」と供述していたことも明らかにしました。
岸被告はこの事件の2日前にも、同じ店に賞味期限が切れた別のマーガリンを置いたとされる罪でも起訴されています。
東海のニュース
新着ニュース