08月26日 19時00分
不登校やひきこもりの子どもたちに仕事を体験することなどを通じて、社会とのつながりを持ってもらおうというカフェが、名古屋市にオープンし、交流の場になっています。
名古屋市千種区にある「Cafeスマイル」は、自らも高校時代に不登校の経験がある女性が、不登校やひきこもりの子どもたちに社会に出るためのきっかけをつかんでもらおうと、ことし6月にオープンしました。
大学や教育機関にチラシを配るなどして店の存在を呼びかけ、現在、不登校や、その経験がある15歳から24歳までの男女5人が通っているということです。
25日は高校生の時に不登校になり、今は店でアルバイトをしている24歳の女性と中学生の時に不登校になったという22歳の男性が接客や皿洗いなどにあたっていました。
女性は「社会に関わることが苦手な子たちと一緒に頑張ることで、社会に出るきっかけにしたい」と話していました。
店長の廣瀬のり子さんによりますと、こうしたカフェは愛知県内でも珍しいということで、「子どもたちだけでなく、親同士の交流の場としても活用していきたい」と話していました。
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