ニュース詳細
東邦ガス大地震想定し防災訓練
08月27日 09時19分
3004891251_20160827092202.mp4
東海3県にガスを供給する東邦ガスで、大地震を想定した防災訓練が行われ、ガスの供給が止まった場合の復旧の手順などを確認しました。
訓練は名古屋市熱田区の東邦ガスの本社で行われ、東海、東南海、南海の、いわゆる三連動地震によって最大で震度6強の揺れを観測したという想定で始まりました。
このうち、病院や避難所などでガスの供給が止まった場合に臨時で供給を再開する訓練では、社員たちがガスボンベを持ち込んでホースで点火装置につなぎ、実際に火が付くことを確かめていました。
また、ガス管の破損に備えて樹脂でできた配管を熱で溶かしてつなぎ合わせる訓練も行われ、社員たちは声を掛けながら手順を確認していました。
東邦ガス供給防災部の梶田弘さんは「熊本地震の際には現場に応援を出しましたが、1日も早い復旧には最初の立ち上げが大事だと感じました。地震の直後は混乱の中での作業になるので、訓練によってレベルを向上させたいです」と話していました。
東海のニュース
新着ニュース