東海 NEWS WEB

ニュース詳細
豊明市が障害者雇用会社と協定

08月27日 09時19分

豊明市が障害者雇用会社と協定

3004994351_20160827092202.mp4

障害者の雇用が強く求められるなか、愛知県豊明市は26日、企業などが障害者を雇用しやすいようにするサポート事業で実績がある東京の会社と協定を結びました。
協定を結んだのは東京の「エスプールプラス」で、26日、豊明市の小浮市長が浦上壮平社長と協定書を取り交わしました。
民間企業や公的機関には障害者を約2%雇用することが義務づけられていますが、愛知県は全国で44位の低い水準にとどまっています。
「エスプールプラス」は障害者の雇用を確保したい企業からの要望を受けて農園での仕事を提供していることで知られ、現在、81社の350人以上が、それぞれの企業の社員の立場のまま作業にあたっています。
協定ではこうした農園を豊明市内に設け、市内在住の障害者を優先的に雇用することなどが盛り込まれています。
小浮正典市長は「家族からのサポートが無くなったとき、障害のある人がどうやって生活していくか非常に重い問題でした。この対策で企業などによる障害者の雇用が進めば経済的な自立に道が開けると思います」と話していました。
農園は年内に完成する予定で、60人が働く場として整備される予定です。

東海のニュース

新着ニュース

このページの先頭へ