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登山道開いた播隆上人の供養祭

08月27日 12時41分

登山道開いた播隆上人の供養祭

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北アルプスの槍ヶ岳や笠ヶ岳への登山道を開いたとされる江戸時代の僧侶、播隆上人をしのぶ供養祭が、岐阜県高山市で行われました。
播隆上人は、江戸時代後期に槍ヶ岳や笠ヶ岳への登山道を開いたことで知られ、北アルプスのふもと、高山市上宝町岩井谷には播隆上人が使っていたとされる岩屋が残されています。
27日朝、ふもとの本覚寺の住職が昔の修行僧の姿になり、仏像を背負った地元の人たちと一緒に標高700メートルの場所の岩屋に向かって山道を歩きました。
たどり着いた一行は岩屋に仏像を安置したあと線香をあげ、山の中で厳しい生活をした播隆上人をしのんでいました。
本覚寺の石井玄太住職は「播隆上人はこの場所でソバだけを食べて修行をしていたということで、これからも岩屋を守り、供養を続けたい」と話していました。

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