ニュース詳細
MRJ 飛行試験のため米へ
08月27日 12時22分
3005130461_20160827122741.mp4
三菱航空機が半世紀ぶりの国産旅客機として開発を進めているMRJが、実用化に向けた本格的な飛行試験にのぞむため27日、開発拠点の愛知県の空港からアメリカに向けて飛び立ちました。
去年11月に初飛行したMRJは、このほど実用化に向けた本格的な飛行試験にのぞむため、天候が安定し、民間機が利用していないなど、より環境が整ったアメリカ・ワシントン州の空港に向かうことになりました。
MRJは27日午前、開発拠点となっている愛知県の県営名古屋空港の滑走路に姿を現しました。
そして、展望デッキに集まった多くの航空ファンが見守る中、昼前にアメリカに向けて離陸しました。
このあとは北海道やロシアのカムチャツカ半島、それにアメリカのアラスカ州などを経由してアメリカ・ワシントン州を目指すルートが予定されているということです。
MRJは今回の1号機に続いて4号機までがアメリカに移される計画で、日米で合計2500時間に及ぶテスト飛行を実施することにしています。
東海のニュース
新着ニュース