「エンジニアリング部門」の受賞者はNVIDIA CorporationのNVIDIA GameWorksで、グラフィックス技術者が最新技術に触れるための環境のとりまとめによる、業界全体のグラフィックス技術向上への貢献が評価されている。
任天堂の「スプラトゥーン」開発チームは、「ビジュアル・アーツ部門」「ゲームデザイン部門」「サウンド部門」の3部門で最優秀賞を獲得した。
「ビジュアル・アーツ部門」では、ポップで独創的なビジュアルや、ゲーム内SNSでのファンアートへの取り組みなど、「ゲームデザイン部門」では、カジュアルな方向の日本らしいFPS/MOBAの提案、「サウンド部門」では、ゲーム内に架空バンドを想定するなどの独自の音楽制作アプローチや、ゲーム内CGキャラクターによるメディアミックス・ライブコンサートの実現などが評価されている。
このほか、「特別賞」はコーエーテクモホールディングス代表取締役社長の襟川陽一氏が、「著述賞」はボーンデジタル発行の『CGWORLD』編集部が、それぞれ受賞した。
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