イタリア中部地震 発生から72時間近づく
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イタリア中部で24日未明に起きた地震の被災地では、救助にあたる消防隊員たちによる懸命な捜索が続いていますが、倒壊した建物のなかに取り残されている人たちの生存率が大きく下がるとされる発生から72時間が近づき、消防隊員たちは厳しい現実に直面しています。
イタリア中部で日本時間の24日午前10時半ごろに起きた地震では、これまでに278人が死亡し、特に被害が大きかったアマトリーチェでは、倒壊した建物の中にいまも取り残されている人がいるとして消防隊員らによる懸命な捜索が続けられています。
しかし、取り残されている人たちの生存率が大きく下がるとされる地震発生から72時間が近づいていて、26日午後も新たに複数の人が見つかったものの、すでに死亡していたということです。
遺体は、アマトリーチェの一角に設置された仮の収容施設に安置されていて、施設の周辺では多くの消防隊員が次の捜索に向けて待機していました。
捜索にあたっている消防の責任者は、これまでに200人以上を助け出せたとしたうえで、「まだすべての建物を捜索できておらず、あと何日かかるかわからない。生存している人を見つける確率も低くなっている」と述べ、困難な現状を認めました。
そのうえで、「希望を持って捜索を続けたい」と話しましたが、消防隊員たちは厳しい現実に直面しています。
しかし、取り残されている人たちの生存率が大きく下がるとされる地震発生から72時間が近づいていて、26日午後も新たに複数の人が見つかったものの、すでに死亡していたということです。
遺体は、アマトリーチェの一角に設置された仮の収容施設に安置されていて、施設の周辺では多くの消防隊員が次の捜索に向けて待機していました。
捜索にあたっている消防の責任者は、これまでに200人以上を助け出せたとしたうえで、「まだすべての建物を捜索できておらず、あと何日かかるかわからない。生存している人を見つける確率も低くなっている」と述べ、困難な現状を認めました。
そのうえで、「希望を持って捜索を続けたい」と話しましたが、消防隊員たちは厳しい現実に直面しています。