広島県教育委員会は２６日、勤務する中学校の女子生徒を３０回程度抱きしめるなどのセクハラ行為を繰り返したとして、県内の公立中の男性教諭（５６）を懲戒免職にした。

　県教委によると、７月までの約１年間に同じ生徒を校内外で３０回程度抱きしめたり、膝の上に乗せたりした。７月１２日に生徒が学校のカウンセラーに相談して発覚した。

　教諭は県教委に「やってはいけないと認識していたが、抱きしめ続けた。嫌な思いをさせてしまい、申し訳ない」と話している。