東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

国立大に情報分析教育拠点 ビッグデータや数学理論用い

 文部科学省は27日までに、数学理論や膨大な情報「ビッグデータ」などの分析を駆使して、現代社会の課題を解決する人材の育成を目指す教育拠点「数理・データサイエンス教育研究センター(仮称)」を国立大に設ける方針を固めた。2017年度予算の概算要求に、必要経費約12億円を盛り込む。

 数学理論やデータ分析を用いた課題解決としては、車間距離や車の速度などから交通渋滞のメカニズムを解明し、解消につなげるといった事例が考えられるとしている。

 文科省は、こうした課題解決の手法は学問分野を問わず幅広い学生が身に付けるべきだと判断。イノベーション創出につなげる狙いもある。

(共同)

 文部科学省などの旧庁舎(手前)、後方ビルは新庁舎の中央合同庁舎7号館東館=東京都千代田区霞が関

 文部科学省などの旧庁舎(手前)、後方ビルは新庁舎の中央合同庁舎7号館東館=東京都千代田区霞が関
 

この記事を印刷する

PR情報