トップ > 中日スポーツ > ゴルフ > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【ゴルフ】

石川遼、腰痛全快でエンジン全開

2016年8月25日 紙面から

1番でティーショットを放ち、舌を出しながら打球の行方を追う石川

写真

 RIZAP・KBCオーガスタは25日、福岡県糸島市の芥屋GC(7151ヤード、パー72)で開幕する。予選落ちした7月の日本プロ日清カップ以来、7週ぶりの復帰2戦目となる石川遼(24)=カシオ=は24日のプロアマ戦で調整後、「体はこれ以上ないくらい良い状態」と腰痛から全快宣言。今週から国内3連戦に出場後、「10月の開幕には米ツアーに戻りたい」と語り、10月13日の来季開幕戦・セーフウェーオープンでの米復帰を示唆した。

 日本プロでは127位と屈辱的な惨敗を喫し、「ツアーで通用する状態ではなかった」と打ちひしがれた。ただ、腰への不安は完全に払拭(ふっしょく)され、「この1カ月半、思い切って練習できるようになった」という。負傷後、肉体への負担軽減のため、飛距離を重視する打法からの転換を図ってきたが、やはり培ってきた信念だけは曲げられず、「(ショットの)飛距離、スピン量を出すのは自分の譲れないところ」と、力感あふれるスイング、攻撃的なスタイルに回帰した。

 今大会には、ツアーデビュー戦となる弟・航(16)=県浦和高2年=が出場し、妹・葉子さん(19)が航のキャディーを務める。石川3弟妹が初競演する注目の一戦で、長兄・遼が完全復活の号砲を打ち上げる。 (松岡祐司)

練習ラウンド中、キャディーの姉葉子さんと談笑する石川航(右)

写真
 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ