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【大リーグ】

ダルビッシュがプロ初アーチ 通算52打席目に125メートル弾

2016年8月26日 紙面から

5回表、中越えに日米を通じて初の本塁打を放つダルビッシュ=シンシナティで(AP・共同)

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◇レンジャーズ6−5レッズ

 喜び半分のプロ初アーチだった。5回2死。打席のダルビッシュが真ん中の91マイル(146キロ)の直球を振り抜いた打球は。バックスクリーンに飛び込む推定飛距離410フィート(125メートル)の一発。ベンチに戻ったダルビッシュは、歓喜の同僚たちからもみくちゃにされ、満面の笑みを浮かべた。

 「打撃練習をしていて、何だかすごくパワーがついていると思い、(本塁打が)2本くらいあるんじゃないかと思っていた。それが出て良かった」。共同電などによれば、ダルビッシュはしてやったりの表情だった。

 プロ11年目(メジャー4年目)で初アーチ。指名打者制がないパ・リーグの日本ハムとア・リーグでプレーしてきたため、プロ通算だと52打席目(メジャー14打席目)だった。「次の試合もDH(指名打者)を外して、僕に打たせてほしい」と周囲を笑わせた。

 本業の投球は今季最多、3年ぶりの6四死球と制球難に苦しんだ。6イニングを4安打5失点(自責3)。7試合連続のクオリティー・スタートこそ達成したが、5勝目はならず、「でも、打撃が話題になっているようじゃ駄目だな」と苦笑した。

 

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