蹴球探訪
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【プロ野球】日本ハム、パで70勝一番乗りも2位のまま2016年8月25日 紙面から
◇日本ハム5−3ロッテ日本ハムが3連勝でパ・リーグの70勝一番乗り。3−3の8回に杉谷が2点適時打を放った。5回途中から救援陣が踏ん張り、3番手の谷元が3勝目を挙げ、マーティンが20セーブ目。ロッテは8回に登板した南が2死から崩れた。 視界に捉えた鷹を逃しはしない。日本ハムは伏兵がその思いを体現した。同点で迎えた8回だ。2死から1安打2四死球で満塁の好機を作り、7回の守備から途中出場して1番に入っていた杉谷が、ロッテ・南の直球を右前へ運ぶ2点勝ち越し打。一塁塁上で拳を振り上げ、喜びを爆発させた。 「めちゃくちゃうれしかったです」。ヒーローの笑顔がはじける。市川が10球粘って死球、中島は9球粘って四球を選んでいた。栗山監督から「勝負に行くぞ」と送り出された杉谷は「全員が回してくれた。気持ちが入った打席だった」と興奮冷めやらない様子だ。 首位・ソフトバンクとはマイナス0・5差のまま。それでも70勝に到達し、ライバルの5球団すべてから貯金を作る強さを見せる。 栗山監督は「結果がすべて。やるしかない。その必死さが出た。拳士(杉谷)がよく打ってくれた」と話す。残り29試合。「ホークスを倒したいと全員が思っている。必死で戦っています」と杉谷。それこそがチームの最大の武器だ。 (中田康博) PR情報
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