小池都知事、東京都市長会で就任あいさつ「フル回転でやっていきます」
2016年8月26日12時2分 スポーツ報知
東京都の小池百合子都知事(64)が26日、都内で行われた東京都市長会に出席し、就任のあいさつを行った。
病気療養中の国立市長を除く25人から拍手で迎えられた小池氏は、会長の並木心羽村市長から笑顔で花束を受け取り「おとといリオから帰って来ましたが、『いよいよ東京オリンピック2020が始まるな』という感じです」とあいさつ。マイクのスイッチを入れ忘れ「私自身、スイッチが入っていないのかな? でもフル回転でやっていきますので」とおちゃめな一面を見せ、出席者の笑いを誘った。
小池氏は、選挙戦で「(23区と)多摩の格差ゼロ」を公約の一つに掲げていた。「人口の3分の1、面積の半分を占める多摩は重要な地域です。共通の課題を持って一つ一つ解決していきたい。共に手を携え、素晴らしい東京、素晴らしい首都を作っていきたいので、よろしくお願いします」と協力を呼び掛けた。
その言葉に、並木氏は「我々が関係する多摩のことをしっかりやっていきたいと言われ、ありがたい。会う機会をたくさん設けていただき、現場も見ていただきたいと思います」。小池氏に対し、各市に足を運んでもらうことを強く要望していた。