こんにちは。iOSエンジニアの原です。
8/19-20に開催された国内最大級のiOSアプリ開発のカンファレンス iOSDC 2016 で「ハッピーな開発チームを築くためにiOSエンジニアがしたこと」というタイトルでLTさせていただきました。
LT内容の補足
せっかくのカンファレンスなので、普段できないエモい話をしたいと思い、このタイトルにしました。
開発しているサービスがグロースするためにしたこと
ドッグフーディングランチと競合調査ランチについて話しました。
ドッグフーディングランチは、楽しくかつ強制的に ドッグフーディングするために始めました。ドッグフーディング自体は、絶対に実施したほうが良いと思いますが、なによりサービスに合った形で、ユーザと似たような環境で実施することが大事です。また、エンジニアだけでやると、内部実装の話になってしまってUXが見えなくなってしまうので、いろんな職種の人が参加したほうが良いと思います。
競合調査ランチは、UX戦略という本に影響されて始めました。競合サービスにも触れることにより、自社サービスを俯瞰的に眺めることができるようになったと思います。
各ランチ実施後は、参加者がesaに意見をまとめていて、グロースハックのための重要な資料になっています。
早く帰れるようにするためにしたこと
ノハナでは、開発チームにディレクターがおらず、エンジニアとデザイナがタスクと進捗の管理をしています。
そんな中で発生した問題について、 開発フローの明文化 というアプローチをとった話をしました。この施策をすすめるにあたって、最初はルールが増えることに抵抗がありましたが、結果的に問題解決とそれ以外にもいい効果があったのでLT内容に含めることにしました。
成長できるようにするためにしたこと
社内で実施したデザイナー向けStoryboard勉強会について話しました。お互いの価値観やスキルを理解できたほうが、ハッピーに仕事ができると思っているので、 デザイナーとエンジニアの文化の調和 を実現したいと思っています。それを実現するためにやってみた施策ですが、なかなかうまくいった気がしているのでLT内容に含めました。
この勉強会で使用した資料は↓で公開しているので、見てみてください。
(問題があったらissueを投げつけるなり、PRしていただけるとありがたいです。ついでにStarボタンもポチッと!)
逆に、エンジニアもデザイナーのことを理解する必要があると思っているので、デザイナーにも勉強会の開催をおねがいしています。
健康でいられるようにするためにしたこと
一番話したかった内容がこれです。
ヘビーな内容を、できるだけライトな感じで話せるように工夫しました。
自分の周りに病気の人がいなくても、いつだれが病気になってもおかしくないし、病気になってしまうと本当に厳しい状態になってしまうので、どんな病気があって、どういう症状があるのかだけでも多くの人に知っておいて欲しいです。
LTの反響
緊張してうまく話せなかった気がしますが、反響も多くいただけたので良かったです🤗
#iosdc ハッピー🤗好き
— isaoeka@高尿酸値 (@isaoeka) 2016年8月20日
オフィスの外でドッグフーディングランチは面白い #iosdc
— Syo Ikeda / いけしょー (@ikesyo) 2016年8月20日
デザイナー全員がXcodeをインストール。すごい。デザイナーのレベル高いな。 #iosdc
— akatsuki174 (@akatsuki174) 2016年8月20日
「チームの誰かが病まないように、追い込んでしまうような発言はNG」
これ凄い大事なこと言ってるぞ!?#iosdc— うえしー (@uessy_akr) 2016年8月20日
当日の様子
Flickrで写真が公開されています。
iOSDC Japan 2016 | Flickr
iOSDCについて
iOSアプリ開発に関する、ほぼはじめての大規模なカンファレンスということで、ずっと楽しみにしていて、前夜祭では1番乗りで会場入りしてしまいました笑
一番乗り! https://t.co/hOBCoy5qxH pic.twitter.com/3iTfdsmzLF
— haranicle (@haranicle) 2016年8月19日
そして、期待を裏切らない(期待以上に!)素晴らしい会でした!
公式サイト、会場、受付、ノベルティ、懇親会、発表内容、参加者の熱気…すべてが最高だったとおもいます。
このような会を開催していただいた、スタッフの皆様、スポンサーの皆様ありがとうございました!!
また来年も楽しみにしています🤗🤗🤗