キムタク、解散発表後初めてファンの声を紹介「みんなの気持ちを感じつつ進むべき道進みたい」
12月31日で解散するSMAPの木村拓哉(43)が26日夜、TOKYO FM「木村拓哉のWHAT’S UP SMAP!」(金曜・後11時)で、解散に関して番組に寄せられたリスナーからのメッセージを紹介した。解散発表後、SMAPのメンバーはそれぞれのラジオ番組で解散の報告をしたが、ファンからの声を伝えながら発言したのは初めて。
木村は番組冒頭で「(休暇先のハワイから)日本に帰って来ました。(先週の放送に対して)リアクションがたくさん来ています。紹介したいメッセージがありますので、後ほど」と話し、解散とは関係のない質問に答えるなどした。
その後、番組中盤でリスナーからのメッセージを紹介。「思いを伝えてくれてありがとう」「生活の一部であったものがなくなる。泣きました。でも、キャプテン(木村の同番組での呼び名)の声が聞けてうれしかったです。もう謝らないでください」「気を強くもってください。タイトルが変わってもいいのでラジオはやめないでください」など好意的な声の一方、「なぜ、すぐに帰国して解散を止めなかったんですか!」「心に穴が開いてます。なんでこんなことになったんですか?」「こんな終わり方は認めません。ライブか紅白か何か一つでもやってファンにけじめをつけてください。笑ってサヨナラしてください」「メンバーともう一回話してください。お願いします」「ゴメンじゃなくて、ありがとうが聞きたいです」などの厳しい声もあった。
これらの声について木村は「リスナーからのメッセージは全部、目を通させてもらっています」と話し、いろんな意見があることを理解した上で「正直な言葉をぶつけてくれるこのワッツという場所(同番組)が、自分がいていい意味なのかなと。いろんな意見をいただき、ありがとうございます」と言葉を選ぶように語った。
「みんなの気持ちを感じつつ、自分ができること、進むべき道を進みたいと思います。前に進むと言いながらもズッコケたり、ケガをしたりするかもしれませんが」と具体的には話さなかったものの、今後への決意を話した木村。「これからもよろしく!ありがとう!(今の気持ちは)この曲に集約されるかな。聴いてください『ありがとう』」とSMAPの曲を選んだ。番組のエンディングでは「正直な思いをどんどん送ってほしいと思います」とさらに番組あてのメッセージを募った。
木村は19日放送の同番組の冒頭で、休暇中のハワイで追加録音したメッセージを流し「すべてのSMAPファのみんなに、ただただ、申し訳ないという言葉しかありません。本当にゴメン」と約1分間、謝罪。その後、22日にハワイから帰国し、報道陣の問い掛けに「心配かけて申し訳ありません」と話すなど、ファンに向けた謝罪の思いを口にしていた。24日には、都内でフジテレビ系「SMAP×SMAP」(月曜・後10時)の収録を行い、13日深夜に解散発表してから初めて5人が顔をそろえていた。
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