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【スゴ技ニッポン】
「重希土類」使わないHVモーターをホンダと大同特殊鋼が共同開発 9月発売の「フリード」に搭載
ホンダはフリードだけでなく、エンジンの駆動を助けるためにモーターを使うHVにも採用を広げる考え。八郷隆弘社長はHVのほか、18年にプラグインハイブリッド車(PHV)、20年ごろに電気自動車(EV)を投入するなど環境対応車のラインアップを強化。15年に世界販売の5%程度にとどまる環境対応車の割合を、30年には全体の3分の2に引き上げる方針だ。
新開発のネオジム磁石などは、モーターのみで走行することもあるPHVやEVに採用するにはさらに耐熱性を高める必要がある。ホンダが世界初の技術をさらに発展させれば、PHVやEVなど次世代車の価格競争力を高める可能性を秘めている。(会田聡)
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