斉藤明美
2016年8月26日19時51分
鹿児島市内を走る市電に揺られながら、残暑を忘れて車窓の夜景と焼酎を楽しんで――。そんなイベント「さつま焼酎電車」が23日から始まった。9月上旬まで8回開催されるが、すべて予約で満席という人気ぶりだ。
県内の蔵元14社からなる「薩摩本格芋焼酎生産者協議会」と南九州酒販(鹿児島市)が主催。市電のイベント車両を貸し切りにして、車内で各蔵元の焼酎をふるまう。昨秋に県外者を対象に初めて開催したところ盛況だったため、今年はだれでも参加できるようにして、8~9月に企画したという。
午後6時半、JR鹿児島中央駅前の電停に「さつま焼酎電車」と名前の入った市電が到着。仕事帰りの参加者24人が「ウェルカム焼酎」を受け取り、車内へ乗り込んだ。椅子とカウンターがあるイベント用の車両で、窓に向かって座る。郡元方面へ発車すると、「乾杯」とかけ声が上がった。
車内では、協議会所属の蔵元の焼酎が日替わりで飲める。この日は薩摩川内市のオガタマ酒造から、6種類の焼酎が提供された。
参加者は気になった銘柄を次々…
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朝日新聞社会部
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