電車を使えるのに使わない鉄道会社 その理由とは
電車だと無駄になる?
その理由としてまず、「日本海ひすいライン」の糸魚川駅付近に存在する「交直セクション」が挙げられます。架線に流れている電気がそこを境に、交流と直流で切り替わるのです。そのため「日本海ひすいライン」を走る電車は、交流と直流の両方の電気に対応している必要があります(交直両用)。
また「日本海ひすいライン」の需要は多くなく、ラッシュ時は2両編成、日中は1両編成で運行が可能です。しかし交直両用の電車は、最短でも2両編成になります。つまり1両分、むだが出てしまうのです。
それに対しディーゼルカーは1両単位で運転できるうえ、そもそも電気を使わないので交直セクションの存在を考える必要はありません。そのため「日本海ひすいライン」では使い勝手が良く、むだなコストを出さずにすむディーゼルカーを使用するというわけです。
ディーゼルカーを採用する要因はほかにもあります。同鉄道の資料によると、車両の製造費用について交直両用電車は2両編成で3.4億円しますが、ディーゼルカーは1両1.4億円と割安です。
また同線を経由して近畿方面と北海道方面を結んでいる貨物列車は、電気機関車による運転です。しかしえちごトキめき鉄道の列車はディーゼルカーなので、架線などの電気設備を使用しません。そのため電気設備の維持経費をJR貨物に多く負担してもらうことができるといいます。
ただディーゼルカーの採用によって、摩耗品が多いため電車より車両の維持管理費が割高であったり、電車よりCO2排出量が多いというデメリットもありますが、並行する北陸自動車道の排ガス量と比較すると54分の1しかないと試算されるなど、総合的に電車ではなくディーゼルカーのほうが適していると判断されました。
このように架線がありながらディーゼルカーを使っている例は、同様に交直セクションがあるJR東日本羽越本線の村上~酒田間にみられます。また九州の肥薩おれんじ鉄道も、交直セクションはありませんが、コスト面から電車ではなくディーゼルカーを使っています。
交直両用の車両が最低2両必要な理由が書いてないですね。
それとも「このサイト読者にはその程度の知識はマストだから書かなくてもいいだろう」ということかい?
けむり どの そりゃそうだろう。交流用の機械と、直流用の機械を一台の電車に詰め込むとなったら重くなりすぎて入れる線区がかぎられてくるからなんだけどね。サイリスタ技術が進んで直流用モーターを交流で廻せるようになったら一台で走れる交直両用電車ができるかもね。今でも一台で走れる交直両用電車がないわけじゃないが『ヤ』扱いで旅客輸送用にはなってないからね。デッドセクションで立ち往生した時の引き起こしは車内に蓄電池を積んでおけば一台でも解決できるが実用的じゃないね。この問題があるから一台20メートルでは運転に不安があるので2両にしているんでしょうね。
まあ、戦車なんか燃費600mとかいうふざけた物もありますからね。ほぼ同じトン数の電車で1500m走れるとなったらご立派としか言いようがない。
かつて国鉄には架線のないところを80系電車が走ったという記録もありましたがね。
また全線架線の下を走った気動車急行『しらゆき』なんかもありましたね。こちらは電車にすると非常にまずいことが起こるので電車にできなかったのですが、、、(途中で併結される列車がすべて非電化区間を走る気動車だったため。電車と気動車の協調運転ができない時代だったので『しらゆき』もほかの列車に合わせて気動車で運転されていた)
JR西日本を見習って交直セクションの位置を移動させて、直流車両を走らせれば済む事だ!
保有車両の形式を増やせば予備部品のコストも増える。
JR西日本は北陸線と湖西線の交直セクションを移動させて
大阪からの直行普通電車の本数を飛躍的に増やして、サービスを向上させた。
今は直流区間でも軽い交流モーターを回してる時代。
既存部品が大出力用だけで、1両用に使うのは割高なのだろうが。
東海道新幹線の300系は車体断面が大きくて乗車定員が多いのに
電動車がフランスのTGVの、電気品を乗せてない客車よりも軽いのは
モーターが軽い交流用なのも有るが
TGVの客車を軽くし過ぎると、車輪が浮いてブレーキが効かなくなる可能性が有るからだ。
たっつん さん
それは無理だと思います。それをやってしまうと、すでに交流電車を導入して開業しているあいの風とやま鉄道・いしかわ鉄道両社が施設の改良や電車の開発をしなければならなくなるため、更なる負担増になります。デッドセクションをずらすにしても同じこと。現行の設備で悩み抜いた末、苦肉の策として導き出したのがこの結論ではないかと思います。
いかが?