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53∞のブログ

―隠居倶楽部―

貧困化社会

世の中全体が貧困化ブームだと
僕は考えている。

 

下流老人や下流青年などの本が
出版されて本屋の目立つ所に
置かれている。

 

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こういった動きは何を意図しているのか?
国にはあまり頼らないでくださいという事
なのだろうか。それとも、社会全体の経済
レベルが落ちていきますよと示しているの
だろうか。

 

解釈は幾つでもできるし、
見方は幾つもあるだろう。

 

 

[世の中不平等論]

僕は世の中は平等だとは全く思っていない。

 

簡単な身近な話で言えば、
平等だったら何故、
イジメが存在するのか。

 

不平等だからこそ、
優劣の差があるからこそ、
世の中は成り立っている。

 

学校や社会の綺麗事に
騙されてはいけない。

 

見た目の美醜の差、
貧富の差、社会的身分、
全ては不平等なのである。

 

 

[全てが不平等だからこそ]

だが、全てが不平等で
生まれた時に様々な事が決まっている
人生に希望はあるだろうか。

 

人間と言うのは残酷なもので、
物心つく頃に色々な事がわかってしまう。

 

「ああ、自分は可愛くない(カッコよくない)」
「ああ、自分は背が低いんだ」
「ああ、自分は頭が良くない」
「ああ、うちは貧乏だ」

 

早い人では小学校で気付くし、
遅い人でも中学や高校で確実に
そういう優劣の事を考えるはずだ。

 

だけど、そういった不平等な世界
だからこそ、もっと敗者復活戦が増えて欲しい。

また、変わりゆく社会に適応し損ねる人
の受け皿となるシステムや取り組みが
増えればなと思う。

 

 

[そもそもの違いは何か]

仕組みに乗れないのがそもそもの違いだ。
エリートや中流と言われるような家庭は
やはり、それなりの思想や社会での
振る舞い方等を持っている事が多い。

 

そういった、文化資本とも言える
要素は継承されていく。
分かり易い資産以外にも、そうやって
貧富の差は拡大していくのである。

 

また、本棚が無い家などもあると聞く。
勉強机が無い家もあると聞く。
そういった時点で既に社会で勝てる確率は
限りなく低くなっていく。

 

社会の上流階層・中流階層は確実に
勉強家が多いし、読書家が多い。
常に自分を向上させようとしている。

 

対して下流層は、次につながるそういった
投資ではなく浪費にお金を注いでしまう。
それでは、永遠に己の境遇からは抜け出せない。

 

 

[人生は運だと言う人]

よく人生は運だと言って
諦めている人が多いけれども、
その時点で負けである。

 

配られたカードがブタでも、
少しでも勝てるように戦略を練って、
戦わなくてはいけない。

 

カードを交換していく内に、
より強い手札に変わるかもしれない。
希望を捨てたら負けなのである。

 

 

[結局はポジションの奪い合い]

残酷な事に学校生活や少しの社会生活を
経験していく内に、結局は世の中は己の
ポジションを如何に確立するかが重要で
ポジションの奪い合いだと思った。

 

特にプロレタリアート(労働者)と
呼ばれる階層では下に行けば行くほど
醜いゼロサムゲームが繰り広げられる。

 

そういった出来事から逃れるには、
少しでも階層を上げるしかない。

 

 

[貧困化社会]

現在の日本の政治は一部の裕福な人間と
その他の人間に分ける政治である。

 

その事に気付いてしまった人は
多いのではないだろうか。

そして、個人の感覚なのだが、
今はまだ階層の移動が可能な
世の中になっていると思う。

 

この裕福な時代にどれだけの
知識や資本を蓄えて最適化した
勝負をできるかが問われている。

 

しかし、この後待っている世界は
おそらく、かつての士農工商とまでは
言わないが身分固定化の社会だ。

 

Xデーは近い。