大阪「ホテル御三家」跡に高層マンション　都心に注目

　大阪市北区の都心にタワーマンションが建設される。大阪市営地下鉄の御堂筋線中津駅に直結していて、かつて大阪のホテル業界で「御三家」と呼ばれた東洋ホテルがあった場所だ。アクセスが便利な都心に大型の高層マンションを建てる動きは、全国的に相次いでいる。

　東急不動産や住友商事、住友不動産が２４日、着工を発表した。マンションは地下１階、地上５０階建てで、延べ床面積は約６万８８００平方メートル。６５３戸が入り、２０２０年２月に完成予定だ。販売価格は未定だが、１億円を超えるものもありそうだ。

　建設地は商業施設が集まる梅田から徒歩圏内で、周囲には飲食店やホテルなどが立ち並ぶ。１９６９年に開業した東洋ホテルの跡地だ。

　東洋ホテルは、ホテルプラザ（…