Steam導入してゲームの封印を解いたので「やりたいな~」と思いつつ指をくわえて何年も見ていたアーカムシティをプレイした。
本当は前作の「アーカム・アサイラム」からやるべきなんだけど俺のPCではプレイできない‥もしくは日本語化できない可能性が高いようなので本作から始めた。
バットマンは思春期の時にティム・バートン版バットマンが公開され、翻訳も90年代から現在に至るまで死ぬほど邦訳されてますね。アニメや映画も何度も映像化されて‥。ゲームはキャラゲーの常でクソゲー続きだったが
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Rocksteady社が手掛けたこのアーカムシリーズは何とバットマンのゲームなのに面白く、史上最高のキャラゲーのシリーズと言われるようになった。
ストーリーは一言でざっくり言うと街全体が刑務所になっているアーカムシティという街にゴッサムのキチガイ犯罪者やチンピラが大量にブチ込まれる。
ブルース・ウェイン(バットマン)もブチ込まれるので、事態の収拾に奔走するという話。
ゲームがスタートしたら捕えられたブルースがアーカムシティ刑務所にブチ込まれ、手錠をハメられたまま脱出するところから始まる。
チュートリアルも何もなく、ゲームプレイ自体がチュートリアルを兼ねている。
「Yボタンがカウンターだ!」とか指示が出るので、その瞬間初めてそれを知りながら押して反撃したり「Aボタンで登れ!」とか一々教えてくれる。
しかしどれもその瞬間初めてそう操作するんだという実感と共に進めるので、ゲーム序盤の臨場感が半端じゃなかった。
現代のゲームらしく、凄く自然にヒントを出してくれてプレイしていくうちに操作に慣れていく感じ。
しかし久々にゲームした中年にとっては操作が複雑すぎた。
現在のゲーマーに喩えれば急に10年先の未来にタイムスリップして、10年後のゲームをプレイさせられたようなもんだ。
レバー3本にボタン10個そしてそれらの組み合わせ。プラス複数の武器やショートカット。
プレイして最初の数回は脳がショートして知恵熱出して眠くなって「ちょっと横になるわ‥」と本当に寝ていた(バイト初日や就職初日によくある現象)
何だかんだ言って操作を完全にマスターしたのはクリア目前くらいだった。
理解できないからノートに操作を書き取りしたりして。。
各ボス戦は、ガジェット(武器)のチュートリアルの趣があった。
普段は、保守的ゲーマーとしてはあまり武器を使わずにいたが、ボス戦はガジェットを使ったものが多く。ボス戦で初めてそれらの使い方をマスターさせてくれたりして親切。
ゲームそのものの長所を挙げてたらキリないが、バットマンと言うよりも街そのものが主役とでも言うべき、街全体を捨てる事無く尻尾まで使い切る感じもよかった。
短所を挙げるとすると、こういうゲームに対して言う事じゃないんだけど「何かお使いさせられ続けてる感覚‥」と思ったり「何か街全体に点在するパズルやミニゲームをさせられ続ける感覚‥」という感覚が強かった。
その感覚に反して、楽しかったのはクリアした後で、やり残したサブミッションをクリアしたり無目的に街を飛び回って見かけた雑魚を皆殺しにしてるのが楽しかった。
しかしサブミッションもラスボスとも言えるリドラーのトロフィーを200個くらい集めた時点でウンザリしてきた(400個集めなきゃいけないのは多すぎる)。
いつまでもプレイしたい人様にサービスでトロフィー多くしたんでしょうけどね。
とりあえず90時間プレイしてメインストーリー+サブミッション全部クリアしてリドラーを倒したのでこれを書いている。
リドラーへのお仕置きはかなりいい感じだった。
ニュープレイ+はまた数年後にやりたくなった時にでもプレイしよう
バットマンの強さ表現
このゲームのバットマンの強さが絶妙。
原作のバットマンと言えば「神やスーパーマンや巨大なバケモノを余裕で倒す事もできるが、チンピラに半殺しにされる事もある。そして、そのどちらが起きても読者はそれを自然に受け入れる」という柔軟な強さ。
「寝ても(負けても)格が落ちない」というのが名レスラーですからね。
一度負けたら終わりの範馬勇次郎みたいな無敵キャラはクソなわけです。
このゲームもそんな感じで、スーパー強いソロモングランディやチンピラ集団を一人で制圧したかと思えば、気を抜くとチンピラ数人にやられたりする事もある。そしてそのどちらも自然。。というこれを表現できたのは凄いと思う。
ゲームプレイで具体的に面白かったポイントとしては、やっぱりステルスアクション。
昔ゲームしてた若い時はメタルギアソリッドとかしながら「ステルスアクションって、こそこそしてるみたいで嫌だな」と思ってたけど、加齢のせいか「ステルス最高!」って感じになっていた。
もうゲームに慣れて真正面から全滅させられる実力を得てからも、影に隠れて一人首を絞めて落とし、一人を吊るし‥それを見つけて「バットが出た!」「男らしく出てきやがれ!」と慌てるチンピラを地下通路から首絞めたり罠にはめてバットマンっぽい陰気な倒し方して、残り一人ぼっちになった雑魚一人の前に姿をあらわし、慌てて銃を構えるそいつの銃を奪い氷漬けにして何も出来なくし恐怖を充分与えた後ゆっくり倒したりしたりしてバットマン気分を味わった。
またバットマンは普段から敵の会話を全て盗聴しており、この盗聴&汚いファイトスタイルこそバットマンよ!と満足した。その癖、こんなに危険な現場で銃は持たずに闘うのが心情なんだから本当にこいつはキチガイだな。
街に点在するガーゴイル像、この像にバットマンが乗ってたら敵は見つける事ができないというルールなので乗るとかなり安心感。
バットマンがこれに乗る度に、俺が飼ってる猫が部屋のあちこちにある段ボール箱に入るのと同じだなと思った。
また、血痕や証拠を辿って敵を推理する推理モードが最高に良かった。といってもスキャンしたら彼とオラクルが勝手に推理してくれるんだけど。。
という感じで俺が好きだった「セコい手段で街のダニ共を吊るしまくるバットマン」「探偵としてのバットマン」が堪能できたのが良かった。
スキンは最初は、70年代バッツとかイヤーワンが好きだったが、プレイして飛んでたらバットマンのマントが超邪魔に思えてくるので天才ブルース・ティムのビヨンド(フューチャー)が気にいった。マントないしモダンだし
このゲームのキャットウーマン最高
本来は追加DLCだったようだが自分が買ったバージョンでは最初からキャットウーマンがいる。バットマンを補助する程度の割合で彼女を操作できる。
さすがにバットマンよりも全てにおいて大きく能力が劣る。
しかし敵の背後に猛ダッシュで近寄っても気づかれないみたいなので凄い勢いで背後から次々と締め落とす快感がある。
大蛇のようなしなやかな脚でギュウゥ‥と締め落とす感覚が凄く官能的。
この時の自分は、操作しているキャットウーマン、絞められる敵、それを見ている自分、と三つの視点で見ていて「いいなぁ」と思った。
TPS(後ろからの第三者視点でプレイアブルキャラクターを動かすゲーム)なので自然と彼女のケツを見つめる事が多いのだが、ただ単にケツがでけえとかエロいというんじゃなくて‥表現が難しいがこのゲームでしか見た事ないような「官能的すぎるケツの動き‥」という感じが凄かった。エロいという言い方をしたくない上品な感じとでも言うか。
ラバーやキャットスーツには興味ないんですが、これはめちゃくちゃいいなと思った。
また動くたびに「ギュシュッ‥ギュシュッ‥」という肌とスーツが擦れるような音がしてるのだが、最初は気にならないんだがこの音がボディブローのように深層心理に効いてきてケツの動きが催眠効果を生み、ずっとプレイしてると彼女の存在が脳のひだに無理矢理、侵入されてくる感覚があった。
フェティッシュなものにはあまり興味ないので不思議な感覚だった。
また本作はセリーナは名作「バットマン・リターンズ」からのオマージュが多く、爆破を喰らって死んだかのような彼女の元に猫が集まり蘇って(悪い男に)復讐を果たすというシーンがあった。
またバットマンを助けるために苦労して集めた宝物を全て捨てるシーンもグッと来た。
あまりに気に入ったのでもっと彼女をでプレイしたいなと思った。
まだプレイに慣れてない時に彼女でプレイしてて、銃を持った手強い敵の近くで「キャットウーマンってエロいよな~」とか噂話を聞くと「お、犯される‥」という女性になった気分が味わえて何としてでもセリーナを勝たせなければ‥と集中力が上がった。
彼女の猫。かわいい
ヴィランの強さを物理的パワーじゃなくて権力や悪巧みで表現
このゲームには、街に多くのヴィランが居て総登場する。
特に何度も対決するのは宿敵ジョーカー&ハーレークイン。ペンギン。キャットウーマンと対決するトゥーフェイス。真のラスボス、リドラー。それとアーカム・シティを作ったヒューゴ・ストレンジ。
彼らは全員、只のキチガイ犯罪者なのでパワー的には只のチンピラと大差ない。
だから直接、タイマンした時にはバットマンには一発でやられてしまう。
にも関わらずゲームをしてたら彼らのパワーを凄く感じる。
街を大きく分けて五つの地区は彼らがそれぞれ縄張りにしていて彼らの配下が監視している。
彼らの配下は銃を持ってたりするのでバットマンといえど油断してたらやられる事もある。
やられるゲームオーバー画面にはそれぞれの雑魚のボスである彼らが出てきて煽って来る。それらが繰り返されると「ああ、この地区全体がコイツなんだな」と思う。
特にジョーカーが支配する工業地帯は雰囲気やデザインが特におどろおどろしく、彼が住む製鋼所は更に禍々しくて製鋼所内の地下を這ってるとマジで気が滅入る。心身ともにジョーカーの狂った体内にいる感覚を味わえる。
そういえばこのゲーム、雑魚の会話が盗聴システムでずっと聞こえてるのも自分が統合失調症になったみたいで怖くなってくる。
この感じが凄くいい。
今までのクソキャラゲーだったら只のオッサンでしかない彼らが凄いパワーで向かってきたりしていた。
本作の場合、物理的に強いのはミスターフリーズくらいで、他の奴はキャラに合わないスーパーパワーは持っておらずず、常人の強さのままストーリーや悪巧みや権力で彼らの強さを表現してるのが最高だなと思った(リドラーの場合アホほど街全体にナゾナゾパズルを仕掛けるイカレ具合)
他にもヴィランは10人くらいいてそれぞれの形で対決したり去って行ったりするが、キリがないので書くのはやめておく。
割と暗い話だがアブラモビッチ双生児がまた仲よく一つに戻ったのはほっこりした
そういう感じで、キャラの表現とゲーム性がバッチリ合ってるなと思った。
良いところばっかりなんだが、全部クリアしようとしたらリドラーのせいで解かねばならないパズルの量が多すぎて全部クリアした後だと「俺がやってたのってパズルゲーム?」という気分にさせられた。
トロフィーはあんなには要らねーだろう。もうウンザリしながらパズルを解かされた。
あとダークで病的すぎる雰囲気が中年の自分にはうっとうしい。
10代~20代の時にプレイしてたならば、もっと「最高!ここに住みたい」と思っただろうけど今はもうこういう雰囲気に憧れる歳は過ぎてしまった。10代の時の自分にプレイさせてやりたかったなと思いながらプレイした。
今はこれの続編「バットマン:アーカムビギンズ(Arkham Origins)」を始めた。
そんな感じでした
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