25日
5時30分
比大統領が中国けん制発言「侵略しようとすれば血を見る」
フィリピンのドゥテルテ大統領は24日、南シナ海の領有権を争う中国に対して、「我々を侵略するなら“血を見るような”事態になる」とけん制しました。
「中国が侵略しようとするなら、血を見ることになる」(ドゥテルテ大統領)
ドゥテルテ大統領は24日、南シナ海で領有権を争う中国について「誠意を感じる」と一定の評価をしつつも、こう述べて厳しい口調で中国をけん制しました。
南シナ海の領有権を巡っては先月12日に仲裁裁判所が中国側の主張を退ける判決を出しましたが、中国は判決の受け入れを拒否、フィリピンに直接交渉を呼びかけています。
ドゥテルテ大統領は就任以降、中国に対しては融和的な姿勢を示してきていて、今回のような発言は異例です。(25日03:56)