Marching J 奨学生 夏のイベントに参加


8月9日(土)~11日(月)、Marching J奨学生が約半年ぶりに集まり、交流と東京観光を楽しみました。

「Marching J」は、ジャニーズグループが災害復興支援として東日本大震災直後の2011年3月に立ち上げたプロジェクトで、その名称には「2011年3月を忘れない(March)」「明日に向かって前進していく(Marching)」という震災復興支援の理念が込められています。

昨年、このプロジェクトの輪を一段と広げようと、日本国内だけでなく、日本以外で地震や津波の被害を受けた国の子どもたちを支援しようとする動きが生まれました。そのような背景からAFS受入生のために設立されたのが「Marching J奨学金」です。(MarchingJ財団の活動資金はジャニーズ事務所及びグループ各社の拠出金で運営されており、本奨学金もその拠出金によって行われています。)

初年度となる今年は、中国、インドネシア、タイ、インド、チリの高校生9名が奨学生に選ばれ、2014年3月下旬に来日。北海道から九州までの日本各地で、ボランティアの家庭にホームステイしながら地域の高等学校に通い、日本の文化と生活を学んでいます。

1日目夜の会食パーティーで、留学生がスピーチ

今回Marching J財団が企画した夏のイベントには、7名の奨学生とホストファミリー、スタッフなど総勢26名が参加。1日目夜の会食・交流会に始まり、2日目朝からの浅草・スカイツリー・東京ゲートブリッジを巡るはとバス観光、そして夜には特別企画として、関ジャニ∞のコンサートにも参加させていただきました。
これまで本国では一度もコンサートに行ったことがないという生徒もおり、何万人もの人々が会場を埋め尽くす光景は相当なインパクトがあったようです。コンサートが始まると、関ジャニ∞メンバーの歌やダンス、様々な仕掛けや来場者が一体となって盛り上がる様子に大興奮!台風の影響で途中大雨に降られるなど野外会場ならではのアクシデントもありましたが、中盤にはきれいな夕焼けが広がり、だんだんと日が暮れていく中、全員でお揃いのペンライトを思いっきり振って楽しみました。

奨学生はこの3日間の間の企画を楽しむと同時に、どれぐらい日本語が上達したか、日本の生活をどのように楽しんでいるか、どのようなことに悩んでいるか…など、お互いに刺激を受け合っているようでした。来年2月の帰国時には、またひとまわりもふたまわりも大きく成長した姿をみせてくれることを楽しみにしています。

浅草

東京スカイツリータウン

東京ゲートブリッジ

コンサートを終えて、帰りのバス